飛騨の遊び場を求めて -2-
かねてから試してみたかった古川・河合サーキットを朝から実行した。古川の町家界隈をスタートし、郊外の農村部を走り、隣町の河合町までの周遊ルートである。
少し行って湯峰峠という古川町と河合町の境の峠を越える。トンネルを越えたところで、温度計を見てギョッとする。

朝からけっこう寒いなーと思ったが、まさか0℃とは。。。ずっと登りなのでハイポサーミア(低体温症)にはならないだろうとは思いつつも足と手の先はしびれかけてた。
農作業の準備をしている方より「今日は一番冷え込んだな。霜が降りたな、今朝は。これでえーんや。これで木から葉が落ちて冬の雪に備えられるんや」と教えてもらう。

しばらくすると念願の朝日が集落を照らし始めた。これほどお天道様のありがたさを感じたのは、2005年、パタゴニアのトーレスデルパイネで初日の出を待つとき以来であろうか。
朝日が照らす紅葉した山肌は僕を元気付けてくれた。

そのまま集落を超え、陶芸家の家を横目に最後の峠を越える。旧街道の趣を残すグネグネ道を降りたら、ダム湖畔に出る。紅葉の斜面を楽しみながら下っていくと、脇からキツネが出てきて僕の前を走り始める。300mほど全力疾走していたので、なんとかカメラに納めたいと思ったが、間に合わず。
800年の歴史を持つ山中和紙の職人が住む有家(うけ)など、小鳥川沿いの集落を眺めながら、河合町の中心部、角川集落に到着。その距離だいたい30km。寒さを除けば素晴らしいバイクライドであった。
JR高山本線角川駅の駅舎にて暖かい缶紅茶を飲み、古川に向かった(拓)。
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