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雪景色の種蔵。冬支度が進む

(日干しされるネギたち)

今日は、ある知り合いが名古屋から遊びに来てくれたので、種蔵と角川に行った。三日ほど降った初雪はもちろん種蔵の集落も白く覆い、人々は大急ぎで冬支度を進めていた。
あるお宅は雪囲いを、ある家庭は野菜の保存をと。何度かお邪魔しているおかげで、顔を見ると、「こりゃまた、よう来てくんなはった」と温かく迎えていただく。

家の前にたくさんの白菜が転がっていたので、白菜の保存法について聞くと「白菜はな。ここらでは、ちょっと干してそれから新聞紙に包んどくんや。」と。
さっそく、雪に埋もれた僕らの白菜も明日にでも収穫して、日干しにしよう。

種蔵のメインストリートもこのように真っ白。ここからの景色を知人に見せたくて、滑りながら歩いてみた。

早く冬支度を完了させないと。しかし明日もまた別の知人が来てくれる。でも、冬もすぐにやってくる。自然との付き合い方が今まで以上に重要になっていることを感じる今日でした。(拓)

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初雪!

飛騨ではもう初雪が降った。
予報を見て空を見て、たしかにきそうだなぁ~と思っていたら、ほんとに降って、しかも積もった!
ここ3日くらい降ったりやんだり、雨になったりの天気が続いている。町も山も一気に冬モード。
道路は凍結防止の水がしゃーしゃー流れ、山は終わりかけの紅葉がもう黒ずんでしまった。

(うちの庭 – まだ雪囲いしてないんだけど・・・)

(線路も真っ白)
うちの薪ストーブくんも本格稼動をはじめた。
薪ストーブの威力はほんとにすごい。気温がまだそれほど下がっていないというのもあるんだろうが、つけるとあーっという間に部屋中暖かくなって、部屋を閉め切っておくと半そででもいける温度になってしまう。暖めすぎて外気との温度差が激しくならないよう逆に気を使うくらいだ。
もちろん改装した部分は断熱もされているし、密閉性が高くなったのも大きいが、寒―いすきま風に縮こまった昨年がウソのようである。
そして何より炎を見られるのが幸せだ。キャンプにも焚き火をかかさない私たちだが、やはり炎を見ていると安らぐし、それだけでも暖かい気持ちになる。
冬の飛騨も風情あるよ~ みなさん寒がらないで来てみてね。(慈芳)

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そば三昧

飛騨ではそば振興が盛んに行われている。戸隠などのように古くから・・・というわけではないのだが、気候がそば栽培に適しているということで、数年前から(たぶん)始まり、飛騨市そば振興組合というのも昨年できた。
私たちが気に入っているのが、ここの飛騨そば憲章。ちょっと正確には覚えてないのだが、「飛騨で育てて挽いたそば粉しか使いません」みたいな内容で地産地消の鏡!まさにロハス。飛騨市内のそば屋には掲げてあるので是非チェックすべし。

で、10月から11月にかけては市内各地でそば祭りが開催される。
まずは古川の祭り広場で行われるそば祭り。これには山之村、数河、万波そば組合など市内各地から出店がある。拓がいなかったのでうちの子と2人で食べ歩き。他のイベントと重なったのもあり、大賑わいで売り切れ続出だった。うちの子も「わっしょい(祭り)のとこでつるつる~」というのが気に入ったよう。私は大量の割り箸を見て、来年はマイ箸を推奨しようとひそかに思う。

11月に入ってからは種蔵そば祭り。こちらは富山からも人がけっこう来たようで大人気。注文後、私たちの3人ほど前でそば切れ!!「今打ってまーす」とのことで30分待ち・・・ ここはなんといっても種蔵の農村風景の中で食べるのが格別。そしてここの万波そばは古くからあったそばの種を復活させたものらしく、その取り組みがまた良い。

(種蔵の宿泊施設脇に設置されたそばテント)

そして種蔵で河合のそば打ち名人に会ったら、「今週、香愛ローズガーデンで新そば出すよ」といっていたので、そちらもひょこひょこ食べに行った。香愛ローズガーデンはその名の通り蕎麦屋らしい雰囲気では全くないのだが、実はとってもおいしい穴場なのである。

そして先週末は数河そば祭り。ここは漬物も一緒に出してくれて、お茶や辛味大根のサービスもあった。屋内(会場は公民館)で落ち着いてたべられたからか、そばの香りもここが一番だった。

(このローカル感がたまらない)
こんなにおいしいのに宣伝が行き届いてなかったようで、人が少なくってもったいない。(ま、もしかしたらそのくらいでちょうど良いのかもしれないが)

どこのそば組合の人も「言ってくれればいつでも打ってあげるよ」と言ってくれる。幸せ・・・ 恵まれすぎて「飛騨にきたら打つぞー」といっていた拓のそば打ちはだいぶ先になりそうである。(慈芳)

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取り壊された民家のあとに

7月にたまたま取り壊し現場に出くわし、臼と階段をいただいた家の近くを通りかかった。(過去ブログ参照

取り壊す前の家はこれ。

新しく建った家はこちら。

このブログを読んでる方はどのように感じられるだろうか?(拓)

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飛騨の遊び場を求めて -2-

かねてから試してみたかった古川・河合サーキットを朝から実行した。古川の町家界隈をスタートし、郊外の農村部を走り、隣町の河合町までの周遊ルートである。
少し行って湯峰峠という古川町と河合町の境の峠を越える。トンネルを越えたところで、温度計を見てギョッとする。


朝からけっこう寒いなーと思ったが、まさか0℃とは。。。ずっと登りなのでハイポサーミア(低体温症)にはならないだろうとは思いつつも足と手の先はしびれかけてた。

農作業の準備をしている方より「今日は一番冷え込んだな。霜が降りたな、今朝は。これでえーんや。これで木から葉が落ちて冬の雪に備えられるんや」と教えてもらう。


しばらくすると念願の朝日が集落を照らし始めた。これほどお天道様のありがたさを感じたのは、2005年、パタゴニアのトーレスデルパイネで初日の出を待つとき以来であろうか。
朝日が照らす紅葉した山肌は僕を元気付けてくれた。



そのまま集落を超え、陶芸家の家を横目に最後の峠を越える。旧街道の趣を残すグネグネ道を降りたら、ダム湖畔に出る。紅葉の斜面を楽しみながら下っていくと、脇からキツネが出てきて僕の前を走り始める。300mほど全力疾走していたので、なんとかカメラに納めたいと思ったが、間に合わず。

800年の歴史を持つ山中和紙の職人が住む有家(うけ)など、小鳥川沿いの集落を眺めながら、河合町の中心部、角川集落に到着。その距離だいたい30km。寒さを除けば素晴らしいバイクライドであった。
JR高山本線角川駅の駅舎にて暖かい缶紅茶を飲み、古川に向かった(拓)。

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飛騨の遊び場を求めて -1-

別のプロジェクトが一段落し、ようやくやるべきこととして最も重要な仕事に取り掛かれた。それは飛騨市内の遊び場を探し、遊び方を提案する為の調査活動である。

部屋の中での仕事を終え、夕暮れどきにバイクに乗って飛び出した。今日は時間が限られているので、近郊のサイクリングロードへ。サイクリングロードといえど最近はまったく使われていないようだ。古川郊外の入り口からバイクをこいで紅葉の美しいパスを進む。

しばらく行くと、谷を降りるトレッキングポールを持つ初老の男性に出会う。バイクを停めて声をかけると近くの展望台まで歩いて戻るところとか。15年ほど前に岐阜から夫婦で移住した男性はこう言った。「このサイクリングロードで一度は自転車に乗った人に会いたいと思っていたが、アンタが初めてだ」と。貴重な存在に扱われ嬉しいような、ここが活用されていなくて悲しいような不思議な感覚を持った。


少し先に行くと、展望台への道らしきトレイルを発見。特に注意書きもないのでMTBでそのままトレイルを登っていく。しばらくすると古川盆地と背後にそびえる乗鞍を見渡せる展望台に到着。知る人ぞ知るスポットっぽい雰囲気が漂いまくっていた。帰りは一人でミニダウンヒルを楽しんで、本線に戻る。円空仏のお堂やら、ちょうどよい感覚でスポットがあるよくできたコースである。

ノンビリ一人で楽しんでいると、すぐ横の斜面よりキジらしき鳥がバタバタと飛んでいった。
このブログを見て、ここを訪れる人はかなりレアだとは思うが、行く人はクマ対策を忘れずに。

冬はスノーシューで歩けるのでは、今年の冬の遊び方も想像しつつ家に戻った。(拓)

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梯子作り選手権@飛騨古川

飛騨の匠の里である飛騨古川には多くの大工さんが存在している。時代の流れにより、その匠の技を継承する大工の仕事が減少しているとういう現実はここでも例外ではない。

ここ古川ではこのような大工たちに誇りを持ち、匠の技を展示している匠文化館なるものがあるが、ここの開館20周年記念に合わせて、大工たちが技を競うイベントも開催された。
この匠文化館自体が、20年前に飛騨の匠の技を結集させて作られた建物であり、構造部分には釘は一本も使われていないそうだ。

(梯子作りに取り組む大工たち)

大工たちは材料を見て各々の梯子を造り上げていく。
たかが梯子、されど梯子。見ているとその差を理解することは難しいが大工に話しかけると様々な技について教えてくれる。

(竹釘によりくさびが打たれた梯子)

登った時の横揺れに対する安定性はほぞとくさびの打ち方、全体の曲線などで変わってくるらしい。
ほぞも外側まで貫通する方法、中で留める方法、くさびも外側から打ち込むものもあれば、前面から竹釘を打つ方法やら色々あるようだ。


この梯子は100年以上の歴史を持つ梯子とか。色ツヤがその歴史を無言で訴えているように感じる。

この梯子、一本5,000円という破格で売り出された。
庭の柏の手入れをするために一本お買い上げ。外から楔を打った昔っぽいデザインのものにした。

(勢ぞろいした梯子たち)

飛騨の大工、技を継承する仕掛けを進めなければならないことは間違いなく、このような機会もその一つとしていいイベントであったと思う。

最後に、何よりも僕がこの町の好きなところが現れているのがコチラ。

今日の20周年記念事業に「女性会」の皆さんも参加されていた。餅つき、豚汁の振舞い役である。広場の片隅でテキパキと仕事を進めるこの方たち。大工と同じくらいこの風景の登場人物が貴重な財産だと強く思う。

この地に存在するこのような有形無形の価値を飛騨市民にもっと気付いてほしい(拓)

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