« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »

地域の恵みを分け与えていただく

「田舎」での暮らしには、自分で作る野菜の他に、周囲の様々な方から「恵み」を分け与えていただくことが少なからずある。
有難いことに、僕らのような、地域の人付き合いの仕方も何も分かっていない世帯にも温かく恵みの分配が届けられる。

先日、いただいたのが梅。木から取ったばかりの梅がみかん箱半分くらい届けられる。「ウチもいただいたんやけど、多すぎてなぁ~」との声に、遠慮なくいただくことに。

早速、予定を変更して、ネットで調べて、梅ジュース、梅酒づくりに挑戦。
頭の片隅に浮かんだのがどこかの飲み屋で飲んだ黒糖梅酒。普通に氷砂糖で漬けるのも面白くないので、黒糖で漬けることに。


好奇心旺盛な娘はもちろん、これに参戦。梅を水洗いし、祖母宅からもらってきたザルに梅を広げて乾燥させた後は、効率を良くする為にフォークで梅をつつき始めた。子供の頃、ウチで梅ジュースをつける際に梅に穴をあけた記憶があり、それをやってみた。
梅をビー玉のように転がしたり創作的な遊びも生み出すが、見よう見まねで作業もちゃんとやってくれる。こんなことをやっていると、どんなおもちゃでも、それって子供からすると親から与えられた、まさしく「子供だまし」でしかないのではと思ってしまう。

ジュースにしても炭酸飲料にしても、我が家では買い与えられなかったため、自家製の梅ジュースよりコカ・コーラやら濃縮還元という魔法を使った100%ジュースのほうがよっぽどカッコよく、手を出したいと思っていた幼少時代が自分にはあったが、今は、むしろこんな天然の恵みを自らの手で加工することに喜びを感じるのは、単に自分が年を食ったのか、それとも世の中が変わってきたのか、どちらなんだろうか・・・。
きっと、これはどちらかではなく、両方なんだと思う。

あと、一週間ほどで飲めるはず。乞うご期待(拓)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ちゅらぼしファーム 進捗状況 -7月-

家族不在の4月後半よりファームマネジャーとスタートしたちゅらぼしファーム2009。昨秋に植えたニンニクを6月下旬に収穫。本によると5月中旬頃からが取り頃と書かれていたので、5月上旬にチラ見したら、昨秋に埋めた一片のニンニクと全く変わらず。焦りまくって、肥料を投入し、近辺の畑で収穫される時期を見ながら、収穫。


マズマズでないですか?
ニンニクは、日常食べるニンニクをそのまま一片づつ土に埋めれば、収穫期にはまた六片に成長しているというしくみ。
とはいいつつ、このニンニクが高い。6片ニンニクふたつで800円近くした。毎年、作物を食べきらずに徐々に増やしていくことが大切なのかもしれない。

もちろん地域の慣わしに準じ、デキの良い順に地主さまやご近所に差し上げる。3つのニンニクを植えたので、大小ふくめ、18このニンニクを収穫。

その後、春から植えた作物の生育が悪い。理由は二つ考えられる。
1.直播きした(周囲は当たり前のように苗を植えていた)
2.肥料が少ないのか

タネのほうが苗より安いとのファームマネジャーのアドバイスにより直播きを決行(ポットで苗を作っても良かったのだがそれもせず・・・)。周囲の畑はウチの種まきより遅いタイミングで苗を植えたにもかかわらず、トマト、ナスは立派なものができているが、ウチのナスは葉っぱが10枚以下と惨憺たる状況。。。
先週末に、生育しないナスやらキュウリを引き上げ、打ちなおした。


一つだけ成長したキュウリの初収穫。(写真は先日、引き上げたファームマネジャー)

うーん、去年、順調に作物が取れたのは、僕らの成果と言うより土が良かっただけとういうことか。
野菜作りは奥が深い。。。(拓)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ワークライフバランス?

僕らが飛騨に移住して起業した理由はいくつかある。事業内容そのもの以外にも、自分たちなりのライフスタイルを確立したいからということがある。

要は自分たちが住みたいところで、自分たちのスタイルで生きていきたいということである。自分たちのスタイル、それは
1.「日本」を感じられる場で、そこに息づくしきたりやら営みの一部となりたい
2.可能な限り自給自足の食生活としたい
3.家族との時間をより多くとりたい
くらいであろうか。

自給自足、それはちゅらぼしファームネタで何度か紹介しているが、家族との時間という視点ではまだあまり書いた記憶がない。ま、企業のオーナーブログで、プライベートを明かす必要もないと思うが、ウチの場合はライフスタイルそのものも、ポイントであったりするから、あえて隠す必要もないかと思う。

まだ、創業して間もない今は、自宅兼オフィスであり、仕事をしているすぐ横で子供が寝てたり、走り回っていたり。集中が削がれることもあるがまぁ、なんとか仕事している。

最近は、生活のリズムを意識して、都会生活とは異なった以下のようなサイクルが流れている。

・6:30起床。家族が起きるまで仕事、朝食時はなるべく一緒に。
・昼休み11:30から12:30とし、最初の30分は、娘と公園で遊ぶ。
・17時に仕事の手を止め、娘と公園、畑に行く。
・入浴、食事、子供と遊ぶ時間を21時くらいまで取る
・必要に応じて、寝るまで仕事(今はほとんど毎日・・・)

ちなみに、ここは田舎なので、12時と17時に時間を知らせる音楽が町中に鳴り渡る。これが子供に時間を告げるのに最も説得力があるので、昼と夕方の時間を上記のように決めている。


(育児(寝かしつけ)と仕事(読書)の同時進行の図)

コンサル会社勤務時代もリモートワークを推奨されていたので、世の中一般よりはフレキシブルであったとは思うが、通勤時間ゼロ、自然に囲まれたこの地であるから実現できている部分も多いと思う。
まだまだ理想のライフスタイルへ近づく為の道のりを歩き始めたところではあるが、色々形になってきていると思う。(拓)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

地域を守る、家を守る

今日は、朝から地域の行事。朝一番から河川敷の草刈と近所の側溝掃除。
朝7時からの草刈は、核家族での育児中という勝手な言い訳をさせてもらい、欠席。
(去年は出席したが、えらい人手で、今年は失礼させてもらうことに。内緒ですが・・・)
8時前に畑から長靴を持ってきて、側溝掃除部隊に合流。

この側溝掃除は、地域の若者(といっても45歳まで・・・)の組織が行うもの。軽トラに積んだ消火用のポンプと消火栓を用いて、側溝に溜まっている土砂やゴミを処理する。
地域の若者が休日に地域を維持する為の活動を行う。素晴らしくないですか?

作業自体はそれほど難しいものでもなく、色々教えてもらいながら進めていく。その作業をしながら、
「そこの子はいまいくつになったな?」
「最近、仕事はどやな?」
と近所の同世代(?)のコミュニケーションが取られていく。これらのコミュニケーションは子供時代の祭りから育まれる。
すこしくらい年が離れていても「・・・ちゃん」やらニックネームで呼ぶ間柄で、新参者のボクにも温かく接してくれる。

午後も勢いで、家の中を掃除。3ヶ月くらい掃き掃除もしていなかった路地を掃除。。その後、ずっと気になっていた壁板に荏油(エゴマの油)で磨いてみる。永年放置されかなりカピカピになっていたので、今日は二枚だけ。
こんなに色が変わった。
あとは、継続的にから拭きをすれば、これらの板はさらに輝きを取り戻すはずだ。木の文化は素晴らしい。


(使用前使用後のようす)

200年住宅とかいう言葉が巷を賑わしているようであるが、内容はどうもイマイチな気がする。ウチのように100年使い続けている住宅を維持することを促進する制度があってもいいんではと思う今日この頃である。

いずれにしても、田舎暮らし2年生。いろんな面で少しづつこの地の暮らしがなじんできているのではないだろうか。(拓)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »