ETCの不思議

巷では休日割引のおかげでETCに関する話題が多いので、ETCというシステムについて、前から思っていたことがいくつかある。

もう10年くらい前に米国ヒューストンに住んでいた時、首都高のような道路でETCのようなシステムを利用していた(管理会社(?)のサイトはこちら)。
陸運局のようなところにいって、手続きをすると
・タバコの箱くらいの大きさのセンサーを$50で借りる
・クレジットカード番号を用紙に記入し、料金は自動で引き落とされるようになる
・毎月、明細が送られてきてクレジットカードから引き落とされる
・道路にゲートはなくて、みんなビュンビュン通過(未装着車はナンバーを撮影され、後日ペナルティがくるそうな)
・引越し等で不要になると、センサーを取り外して返却すると、$50は返金される
極めて合理的な気がした。

それに比べて日本のETCは
・数万円で機器を購入
・取り付け専門業者で工賃を払って手続き・取り付け
・ETCカードを申請・審査後、受取る
・ETCカードを車内の機器に装着
・料金所にはゲートが開閉
・おまけに、「ゲート開閉が遅くなりました、注意!」、「バック禁止!」、「カード挿入確認」など様々な電飾の看板のオンパレード(これら看板設置コストって国全体で幾らかかってるのだろうか・・・)

なぜ、このようなシステムになったか僕には不思議だ。自動車と言うそこいらに放置するものに数万円で買う機器や決裁機能(今は高速料金だけのようだが・・・)を付けなければならないとか、あげくには料金所の係員の命が失われたり、バックして事故やらトラブルが起こったりと、本当にこの仕組みでなければならない理由はあったのかと思う。

ヨーロッパやアフリカなどでは、車上荒らしを警戒してカーステのコントローラーが取り外せるタイプがあったり、カーステも持ち歩くところもあったりする。

また、ドイツの電車の駅には改札がなかった。
嘘か誠か知らないが、知人に聞いたところ「タマに係員が検札に来るだろ。あれで切符を持ってないことが分かったら、高いペナルティを払わなければならないんだ。全ての駅に改札を作り、管理するコスト、改札にヒトが行列することにより発生する社会の損失、ラッシュ時の安全確保などを考えると、改札機を整備したり、毎日改札することよりトータルでは良いという考え方なんだ」と。
うーん、合理的。

なんか、命、安全、インフラのトータルコスト、ユーザー視点より、その他のことが重視されてできたシステムに思えるのは、僕だけだろうか。これはモノづくり大国の宿命なんだろうか。
誰か今のETCの仕組みが採用された経緯を知ってる方がいたら教えて欲しいなーといつも思っている。(拓)

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ETC休日割引を利用して

GWを利用して、神奈川の実家に帰省。僕ひとりと言うこともあり、4/28(平日)の夜に飛騨を出て、4/30(休日)の0時を過ぎた直後ぐらいに高速を出る計画でスタート。

東海北陸道は快調に進んだが、やはり東名に出ると交通量が増え、速度が低下するが、だいたい予定通りに進行。
東京に近づくに連れ、サービスエリアの案内板を見ると「混」、「混」、「混」。料金所直前の港北ICに到着したのが23:40。周囲を見渡すと僕と同じように割引料金適用のため、日付が変わるのを待つ車がギッシリ。

時間帯割引が開始されてから、料金所手前で時間調整するトラックが多く並ぶこともニュースでみたことがあるが、こういう人たちに提供するサービスがでてきても良いのになと色々考えた(単にヒマだったからであるが・・・)。

SAを含めた高速道路上に消費者を囲い込んでるにも関わらず、まったくといってよいほど、その消費者に提供するサービスがない(コンビニやファミレスが入ったことは昔に比べればいいのかも・・・)。

アフリカで乗った遠距離バスが停留所に泊まると、外から焼き鳥やとうもろこしなど、様々な「おやつ」がニューっと視界に入ってくる。(こんな感じ
停留所近くの住民が、バスの乗客に間食を販売してくれるのだ。
米国在住時代もショッピングモールの駐車場で洗車サービスを提供してくる低所得者層も多く見かけた。
彼らの目を見て、生きる力、生きることへのエネルギーを強く感じ取ったことを覚えている。平和の国日本、豊かな国日本ではあまりこのような光景はみられないが、それは幸せなことなのか、それとも憂うべきことなのか・・・。

話を高速道路の時間つぶしサービスに戻す。夜中だったので、ちょっとアンダーグラウンド系のサービスを思いついた。
トラックの荷台やキャンピングカーでサービスエリアの駐車場にてお客を待つ。時間調整でSAに入ってきたカップルに暗いところから手招きする。「割引時間になるまでの1.5時間、5000円でどうでっか?キャンピングカーなのでシャワーもついてまっせ。」
サービス名称は「秘め事.com」。どうでしょうか? 許認可?知りません。やりたいヒトは調べて下さい。。。
もしくは、SCの裏口から近隣のホテルが送迎バスを出すのもよいかもしれない。
ここまで考えると、何も情事関連ビジネス以外にも可能性は広がる。

そもそも高速道路なんて単なるインフラなんだから、その敷地内に消費者を囲い込むこと自体が不自然なんであるが・・・。これも特殊な国、日本の一面である気がする。

今どき走る新幹線でもネット接続できるらしいのに、高速道路のSAでネットカフェとかってあるところありましたっけ? 見た覚えがないなー。(拓)

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観光立国への長い道のり(通訳ガイド編)

asahi.comにて面白い記事を発見。そのタイトルは「無資格ガイド、観光庁を悩ます 試験見直しも」。
外国語で観光案内を有償で行う場合には「通訳案内士」という国家資格を有している必要がある。国家資格であるため、当然、国家試験に合格しないとこのお仕事はできないわけである。

入学試験やら日本ではよくある話ではあるが、この試験をパスするための知識と現場のガイドとして必要とされる知識には少なからず乖離があるようだ。

試験合格率18%、有資格者の4割が年収100万円未満、どちらの数字も喜ばしい数字ではない。
去年の暮れに話を聞かせてもらったあるラグジャリー旅行専門のエージェントは「オカネを払ってでもガイドして欲しいというニーズは多くあるが、そのニーズを満たせるガイドがいない・・・」と通訳案内士の層の薄さ、質の低さを指摘していた。

これは、決して通訳ガイド個人だけの問題ではなく、時代の変化に制度を対応させてこなかった構造的な問題の結果と言えるのではないだろうか。
このほかにも、前述の「実は名ばかりの観光ホテル」、「宿泊施設の7割が外国人誘致に否定的」など、様々な日本の現実が炙り出されてきた。
観光立国を目指して、観光庁が創設され、これらの構造的な課題を浮き彫りにして、関連する制度の見直しをドシドシ進めて欲しいものだ。(拓)

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実は名ばかりの「外国人用ホテル」

こないだニュースで「実は名ばかりの「外国人用ホテル」、観光庁が調査へ」という記事があった。国際観光ホテル整備法に基づいて「外国人が安心して泊まれる施設」として登録されているホテルや旅館が、実はソフト的な基準を満たしていないことが総務省の調査でバレてしまったというもの。「おぉ、やっと気づいたか」という感じ。
国際観光ホテル整備法は、「本当にそれで外国人は喜ぶの??」と疑問の多い法律である。

まずは素朴な疑問を2つほど挙げてみよう。

1 登録できるのは、ホテル・旅館のみ
しかも部屋数も法律で決まっているので、大規模な施設しか登録できない。小規模ながら人気のある民宿、ユースホステル等や、部屋数限定のラグジュアリー旅館は登録できないのである。
でも実際外国人割合が多いのって、こういうとこだよねぇ・・

2 TOEIC 220スコア以上??
これは実は今回ちょっと調べるまで知らなかったのだが、外客接遇主任者の要件として各種検定の参考値があげられている。(詳しくはこちらから「5. 人的側面や経営状況に関する基準について」を参照)
たとえば、「TOEIC 220スコア以上」 え、そんだけ??? TOEIC 220点というと、「コミュニケーションが出来るまでに至っていない」と「通常会話で最低限のコミュニケーションができる」の境界。ファシリティに関しては細かい基準があるのに外客接遇主任者はそんなレベルでOKなの??

そもそもこの法律が制定されたのは、戦後まもなく。たしかにその頃であれば、ファシリティ基準(客室やロビーの広さ、部屋数等)中心のこの法律は有効だったのかもしれない。
だが、その後、特に観光立国とか掲げておいて、この法律が今の外国人旅行者へのサービス基準として合致しているのかどうか、抜本的に見直されていないのはおかしい。(実際の基準についてはこちらを参照)

今後、まずは観光庁が実態調査を始めるらしいが、はっきりいって廃止してもあんまり支障のない法律なんじゃないかと思ってしまう。

総務省は、同調査で「低廉な宿の情報提供が必要」ともいっているようだ。美ら地球的には、もう一歩踏み込んで、低廉な宿がそもそも少ない、その理由のひとつとして、旅館業法の壁というものがあることに気づいてもらいたい。海外には先進国含めいくらでもあるような気軽な宿がなぜ日本でなかなかできないのかを・・・(慈芳)

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オーストラリアで目についたネタ1 -アデレード空港-

12月のオーストラリア遠征のなかから、自分たちの備忘録をかねていくつか気になったことを少しづつブログで紹介して行きます。美ら地球回遊記では旅先でリアルタイムに書いていたが、さすがに今回はそこまでする予定はなかった。


まずは最初に降り立ったアデレード空港にて、そのデザイン性の高さに感心と妬みを覚えた。
オーストラリア産の木であろう木材を多く利用し、かつシンプルな機能的なデザインに、「かっこえーなー・・・」。
日本には多くの空港や公共施設があるが、このように、地産や高いデザイン性を持った建築物はどれだけあるのか。いま工事中の渋谷駅が安藤忠雄がデザインしていると聞いた記憶があるが、日本全国を見回して「ここかっこいーなー、使いやすいなー」というような施設があるのだろうか。自分が行ったところではそのようなところは頭に浮かんでこない。

日本人で優秀なデザイナーもたくさん居るはずなのになぜこうなるのだろうか。発注者側、すなわち仕様を決定する側に問題があるということか・・・。

先日、ナショジオチャンネルで北京オリンピックの広報館のデザイン・建設プロジェクトのドキュメンタリーをを見たのを思い出した。如何に使用した材料の徹底したリサイクルできるようにするかなど環境に配慮しつつ、高いデザイン性を持たせたパビリオンを建設するヨーロッパのデザイン事務所と中国の建設会社の苦労をまとめたものであった。

最近、我が飛騨市には建設中の図書館の外観が目に見えるようになった。旅行者用の公営駐車場の横に立つこの建物は飛騨古川の古い街並みから徒歩2分。
残念ながら、飛騨の匠の里に建てられたこの建物も「かっこえーなー」という感覚からはほど遠い。。。(拓)

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妊婦たらいまわし問題にひとこと

東京で脳出血を起こした妊婦が8病院に受け入れ拒否され、結果死亡したことが大きな問題となっている。全国で最も医者数も高度医療機関も恵まれた状況にあるはずの東京でだから、あまりにひどい。
(ちなみに飛騨市内のみならず、高山、下呂等含めた飛騨地域には総合周産期母子医療センターはない) 

新聞によると「空きベッドがない」といわれたというが、この理由がまかりとおるのか!? 

この機会に私がずっと思っていることを書かせてもらうと、そもそも日本の分娩入院は長すぎる!
大体5-7日くらい入院することが多いようだ。この間に何をするかというと、母子の検査が主。それ以外ははっきりいって何もしていない。赤ちゃんを新生児室に預ける病院では普通分娩で元気なお母さんはヒマになるわけである。病人じゃないのに入院しているのだから、かなーりひねくれた見方をすれば病院にとってはおいしいゲストだ。

自分の例でいえば、私は2日目くらいからもう帰りたくてしょうがなかったし、何もいわなければもう1日入院するところを早く出してもらった。

もちろんしばらく入院すべき状態の人もいるし、産んだ後の数日くらい病院で楽させて・・という人もいるだろう。それは臨機応変に母子の状態と本人の希望によって決めればいいのでは? 検査だって希望者のみにすればいい。そうすれば間違いなく「空きベッド」は増える。

海外で産んだ私の友人の例でいうと、オランダでは出産の5時間後に帰宅していたし、米国でも2日後だ。
日本でできないはずはないのに、そうなっていないのはなぜなんだろう。厚生省の指導か、病院の都合か、ミルク・おむつメーカーの力か、得意の横並び体質か・・・

革新的な病院がこの方法で「空きベッド」を増やしてくれることを期待する。(慈芳)

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なんや、領収書いんのかいな・・・

観光業界に関わるようになってから初めて地元奈良に戻った。
古都奈良、修学旅行といえば奈良、くらいに著名な観光地であるはずの奈良に戻ったので、時間を見つけてフラッと、勉強・視察目的で法隆寺周辺に行った。

奈良に戻る前二日間は京都を訪れ、その人の多さに少しウンザリするくらいであった。モミジの季節でもあり竜田川周辺の遊歩道を歩いてから法隆寺へ。
周囲を見回すとガラーン・・・。
法隆寺の門前町は閑散とし、数台の修学旅行生のバスが駐車場に入っていく。

あ、れ??
法隆寺といえば世界最古の木造建築。周りの寺院も含め素晴らしい観光資源なのに、全く活かされていない様子。
その後も車から辺りを見回すが、空き店舗、周辺施設があまり良い意味でなく放置されている。戦前のものであれば雰囲気も醸し出すが戦後の産物がそのままだと、どうも味気がない。
赤錆で角が削げ落ちたバスターミナルの屋根、中が空っぽの空き店舗、ガソリンスタンド等々。

僕らの自己実現の場を探す際に、あえて奈良は考えなかった。なぜなら、いにしえの都奈良、新参者の参入余地はないかと。
でも実際に足を踏み入れてみると悪い意味で期待を裏切った。

今井町や大宇陀や熊野古道付近の吉野など南のほうでは色々新しいことに取り組んでいる反面、豊富な観光資源を持っているはずの奈良市近郊の存在感がチョッと薄すぎる気がする。

今秋、国交省が発表した都道府県別の宿泊者数では、47都道府県中で奈良が最下位。統計がおかしいのではと疑いたくなるような結果である。

話を少し戻して、法隆寺で有料駐車場に車を停めた時の出来事。

僕: 「領収書もらえますか?」
係員: 「この割引券、使ってください」
僕: 「領収書とはチャイますね、これ」
係員: 「いつも、みんなにコレわたしてんねん」
僕: 「領収書下さいよ」
係員: 「なんや、領収書いるんかいな・・・(心の中ではしゃーないなーコイツという形相)」

ホスピタリティのかけらも感じられない。
たかが一時、されど一時。
たかが一人のオッサン、されど一人のオッサン。
奈良には相当の危機感が必要ではないだろうか・・・(拓)

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赤福偽装、伊勢の観光は如何に・・・

このニュースには驚いた。
創業宝永4年、300年の歴史を持つ老舗が30年にわたりこんなことをしていたとは・・・。

この(株)赤福、伊勢の観光振興の牽引者としての側面を持つことは関係者知るものの一般の人々はあまり知らないのではなかろうか。

伊勢といえばおかげ横丁。昔のお伊勢参りにちなみ、伊勢に訪れる人を「おかげの心」でお迎えしようという取り組みの主体が(株)赤福なのである。

本社家屋を解体、周辺の土地を買収し、昔ながらの街並みを再現したのは先代の社長率いる(株)赤福なのだ。

この先進的な取り組みが功を奏し、日本の町並み保存を語る上では伊勢はよく名前を聞くようになっている。また、この功績により、先代社長は国土交通省が観光振興の功労者を選定する観光カリスマにも選ばれている。
ついこの間、九月中旬にはNPO法人全国町並み保存連盟の全国町並みゼミが伊勢で開催されたばかりであり、飛騨市観光協会も参加した。

もし報道が正しく、30年もこの改ざんが行われていたとすると、この先代社長が始めたことになってしまう。

300年の歴史を守り続けてきたご先祖様、おかげ横丁を守っているスタッフの皆さんにとっては想像もできないほどの悲しいニュースではなかろうか。

日本で古くから守られ受け継がれていたものがあり、また守るべきものを活用する好例として取り上げられてきた伊勢で起こってしまったこの事件。
美ら地球としてもヒジョーに寂しい気分がする。。。 (拓)

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観光庁創設??

今年1月に観光立国推進基本法が施行、6月には観光立国戦略なるものが提示された。お次はついに観光庁創設の動きが高まっているらしい。
最近観光分野に手をのばしつつある我々としては、盛り上がってくれるのは歓迎。

観光庁もつくるんなら是非。日本の国交省は巨大すぎだ。最近国交省の情報をよく見るので感じるのだが、扱う分野が広すぎ、組織は細分化されすぎ、こんなんでよく一応動いてるなーと思う。たぶん同じ省内で似たような調査をやったり、企画をしたりということが多々発生しているだろう。しかも環境省ともかぶっていたり。一回ゼロベースで組織再編でもしてほしいものだ。

例をあげよう。2007年版国際観光白書によると、観光立国の実現を目指すべく、昨年観光関連部署を6課体制にしたそうだ。6課とは、観光政策課、観光経済課、国際観光課、観光地域振興課、観光資源課、観光事業課。どれもこれも業務範囲がかぶりそうだけど、大丈夫か?

細分化の例としては、異常に長い審議会の名前があげられる。たとえば、「国土審議会土地政策分科会不動産鑑定評価部会第7回投資不動産鑑定評価基準等検討小委員会」、「国土審議会土地政策分科会企画部会第2回地籍調査促進検討小委員会」、「社会資本整備審議会環境部会・交通政策審議会交通体系分科会環境部会第4回 合同会議」、「社会資本整備審議会河川分科会河川整備基本方針検討小委員会(第72回)」などなど。 舌かんじゃうよ・・・。

さて観光庁を創設するなら是非手本にしてほしい国がある。それは南アフリカ。南アフリカの観光省は環境省と一緒になって、環境観光省(Department Environment Affairs and Tourism)となっているのだ。環境と観光は切っても切りはなせない関係であり、それを体現した形といえる。環境が先に来ているところもさすがといった感じ。時間のある人は、サイトをひらいて国交省と見比べてみてほしい。あまりの違いに笑っちゃうか、ため息がでるかどっちかだろう。ちなみに南アフリカの外国人訪問者ランキングは26位。アパルトヘイトが終わって10年たらずにも関わらず、日本(31位)より上である。

途上国では(南アは違うけど)、EUが関わっているケースが多いからか、日本より持続可能な開発についての意識が高いと思う。南部アフリカのナミビアの村に滞在したとき、「Sustainable Development」の授業があると知って驚いた。そんな授業私も受けたい。

話は戻って、観光立国。基本計画には、環境との関わりの重要性については触れられていないようだが、幸い民間の力で、今のトレンドは持続可能な方向にはあるようだ。私たちも観光に関わっていくからには、それを加速すべく活動していきたい。(慈芳)

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ク・ジ・ラ?

今日はとうとう船に乗って那覇に戻る日。隣島の座間味島に船が近づいたとき、不思議なものが目に入った。

夏に沖縄でクジラ?
そんなわけがない。よーくみるとクジラの巨像が港の中の海中に建てられているのだ。
いかにも日本的な風景である。

日本人は本当に自然の中に不思議な建造物を建てる事が好きだ。
多くの批判の的になっている観光誘致施設は言うまでもなく、こういう動物の像もあちらこちらで見かける。
そのまちの象徴的な存在であることは間違いないであろうが、自然の中に不思議な建物を建てるのは本当にナンセンスだと思う。
それがあれば一年中その動物が見られて嬉しい! のだろうか・・・。

船の中では「~~ちゃん、見てご覧。クジラがいるわよ!」、「ホントだぁ!」という予想通りの会話がそこここで聞かれる。
座間味島を何度も訪れる子供なんて日本にはそういないだろう。
子供たちをこういう形で喜ばせてよいのだろうか? その像の存在で何を得ようとしているのか?
僕は景観や季節感など失うものは多く、得られるものはゼロだと思う。
そのクジラをいつまでも本物と思うはずがない、アソビ心でカリカリするなと言われるかもしれない。でもこういったことの積み重ねで日本人の感覚は麻痺していくと思う。また欧米の旅行者がいたとしたら、その感覚を不思議がるはずだ。

水中を旅するジンベエザメ。ベリーズ、ガラパゴス、南アフリカ、なんとか会いたいと思ってその出会いを試みたが、結局会えなかった。
それも自然。それが自然。そういったことをちゃんと知るべき、教えるべきだと思う。
モノづくり大国ニッポン。作りたいものは何でも作られる。
でも作る前に考えたい。それを作ることによって得られるものと失うものを。(拓)

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Ecole de 松代・・・

明日の田植えに備え、今日は長野に向かった。
時間に余裕があったので、途中、古い町並みが残っているといわれている松代町に立ち寄った。

町を歩くと目に入ってくるのが、「Ecole de 松代」と書かれたこジャレたロゴ。どうやら町おこしの一環として、ブランドを確立しようとする動きがあるようだ。
町全体で歩道を整備したり、古い民家で休憩できたりと、取組みそのものはステキだとは思うが、賛成できないのがそのロゴの中のフランス語。


(休憩所として開放されている古民家で寝そべる友人)


なぜ、せっかく古きよき日本を楽しむ取組みのブランドにフランス語が取り入れられるのであろうか?
日本語でそのまま「松代学校」、「学びの町、松代」など日本語でも十分に魅力的なコピーは作れると思うんだが・・・。
おフランスを憧憬する団塊世代をターゲットにするがゆえにこうなったのか?
それとも・・・
こういう僕のような考え方は古いのか?
しかし、多くの国を旅してきたが、キャッチコピーに日本語や他の国の言葉が入っていたところなんて、見たことないけどなぁ・・・ (拓)

松代のページはこちら

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国際ニュースを知ろう

日本のニュース番組や新聞は国際ニュースが圧倒的に少ない気がする。
ニュース番組では国際ニュースが全くない日もある気がするし、うちがとっているのが日経だからというのもあるかもしれないが、新聞の国際欄はほとんどがビジネスに関連しそうな記事ばかり。買収だの訴訟だの云々。

アジアから中東にかけて頻繁におきている爆弾テロやパレスチナ問題、各地で問題が持ち上がっている国連の活動、アフリカ各地の難民問題や先進国企業との摩擦、ビン・ラディンの新たな声明・・・ 等々、世界各地で起きている様々な事象については自分から取りに行かない限りほとんど知る機会がない。

これは日本の人が国際ニュースに興味がなく、それを扱っても視聴率が上げられないからという理解でよいのだろうか。それともそもそも情報が少なすぎるから興味がわかないのか・・・

そんなわけで私はニュースはBBCを見るようにしているのだが、BBCのサイトである事実に気付いた。サイトでは33カ国語でニュースが見られるというのだが、その中に日本語が入っていないのだ。中国語やベトナム語はあるというのに・・・ 日本からのアクセスが少ないことを反映してのことだろうか。

小泉首相が「日本のニュースを海外へ」というプロジェクトを推進するらしいが、その逆は?世界で起こっていることを知らずに日本のニュースを一方的に流すだけでよいのか。
ビジネスの世界だけグローバル化しても、世界を知ろうとしない姿勢のままでは、そのうち世界から取り残されるような気がしてこわい・・・ (慈芳)

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東京ツーリストインフォメーションセンター

「YOKOSO JAPAN!」は小泉さんも自ら宣伝する外国人観光客を2010年までに倍増させよう!という取り組み。これの施策に各地の「i」(ツーリストインフォメーション: 観光案内所)をつくるというのがある。私たちは旅の間、インフォメーションがあるところなら必ず訪れている。ちなみに出来の良し悪しは別として今まで行った国でツーリストインフォメーションが無かったのは東アフリカのケニアのみ。日本の今までの経緯はあまり知らないが、もし最近までなかったのならケニアと同レベルだったことになる。

さて、東京のツーリストインフォメーションは有楽町の「交通会館」内にある。まずびっくりしたのは、周りを見回しても看板が見当たらないこと。裏覚えで10Fに向かう。エレベーターの中にも何の表示もなし。
10Fでエレベーターが開くとようやく看板を見つけ、奥の一室を発見した。
2つ目のびっくりはその雰囲気。新しくできたのだからと思ってとっても先進的なところを期待していたのだが、何の変哲もない古びたビルの一室をそのまま使っているだけのようだ。サイトを見る限りでは東京都が独自にやっているものの方が素敵そうだ。→ 東京観光情報センター(http://www.tourism.metro.tokyo.jp/english/public/tokyo_tocho.html
ちなみに観光客世界一といわれるフランスのインフォメーションセンターはこんな感じである。誰にでもわかる町の広場のど真ん中にあって中もものすごいきれいにしてある。


観光客への対応はというと親切丁寧だがテキパキ感には欠ける印象。(別にここの人を批判する気は毛頭ないので誤解なきよう) 情報量はどうかというと、すすんでいる国からしたら圧倒的に少ない。まぁ、この取り組みも始まったばかりだから仕方ないのだろうが。
たとえば私たちの感激したケープタウンのインフォメーションの情報量と比べたら10分の1。ほとんどの観光客は成田から東京にまず入るというのに全国の情報が集積しているべきココにこれだけかぁ。ほんと正直残念である。国をあげての取り組みのはずなのに・・・。旅人としての経験からいえば、インフォセンターで満足できると、それだけでその町の印象がよくなる。成田で着物姿の女性を並べて「ウェルカム」とかいうキャンペーンをする前に(1/20ブログ参照)まず基本をおさえてほしいものだ。(慈芳)

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日本人とサイの角

サイは絶滅危惧種である。開発によって住む場所を失ったり、密猟によって今世紀に入って数が激減した。角がアジアで薬として使われたり、中東で富の象徴とされて高く売れるため密猟が絶えず、より危機に瀕しているクロサイの多くは厳重に監視されているとか。

アフリカでは「日本人はサイの角を薬として使うんだって?」と旅人やガイドから何度か訊かれた。
どうやらサイが絶滅の危機に追いやられたのは、日本人が薬にするため密猟したからだという話が世界中で伝わっているらしい。
日本人が根拠もなく悪者にされるのは納得がいかないのでちょっと調べてみたところ、やはり「犀角(サイカク)」という漢方薬はあるようだ。サイの角は1977年に国際的に取引が禁止されているが、ある調査によれば、いまだそれを成分に含む漢方薬が中国、欧米諸国の中国人コミュニティなどで売られているとか。
(関連URL: www.trafficj.org/index.htm

ネットで調べてみた限りでは日本で、または他の国でいつごろどのくらい利用されていたのかなどという詳しいデータは見つからなかったのだが、まぁ日本でも漢方薬として売られていたのは事実なんだろう。しかし日本があたかも世界最大の犀角市場のようにいわれているのはやはり納得がいかない。ガイドまでがそう信じているのだからそれを説明された観光客がそれを信じるのもムリはない。

もっとも日本、中国、韓国はよく混同されているというのも事実なので単に間違えているだけなのかもしれない。が、捕鯨やイルカ漁、富士山のゴミ問題など、とかく自然環境問題に関しては日本はレベルが低いと思われているようだ。Webで見つけたあるページのタイトルなんかは”Japan as Eco-Outlaw”(エコ無法者の日本)なんぞと書かれている。内容もひどいかかれっぷり。

でも私は日本人の環境意識や実際の取り組みのレベルは決して低くないと思っている。ただそれを外にアピールできていないんだと思う。
トヨタ、キャノンなどの日本製品を中国製品と混同する人は皆無である。日本製品と同じように環境問題についても一目おかれる国になってほしい。(慈芳)

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don't walk around looking like a Japanese tourist

南アフリカ行きが目前に迫ってきた。友人に教えてもらった南アフリカのバックパッカー向けサイトを見ていたところ、こんな表現を発見。「There is crime, but if you don't walk around looking like a Japanese tourist you should be fine.」(「南アフリカにはたしかに犯罪が多いが、日本人旅行者のような格好で歩き回らなければ大丈夫」) 
え、いったいこれはどういうこと? たしかにいまだ世界の旅行者の多くは欧米人。日本人は彼らからみたら全く違う外見なのだからたしかに目立つ。たしかに特に団体となるとさらに目立つ。このフレーズももちろん悪意はなくて半分Jokeだというのはわかるが、このように書かれてあまり笑い飛ばせる気にはならなかった。このフレーズの後に日本人へのフォローらしきものは書いてあったが私にはよくわからなかった。

欧米人(特に欧)と比較すれば私たち日本人の旅の歴史はまだまだ浅い。「地球の歩き方」と「Lonely Planet」の情報量の差を見ればみてとれる。そんな私たち日本人は旅慣れていない様子がもしかしたら外見や行動に表れているのかもしれない。ステレオタイプ通りの日本人(カメラをぶらさげ、旗の後を団体で歩くなど)と笑われるだけならまだましだが、確実に犯罪者のターゲットとなっているとしたら恐ろしいことだ。皆さんはどう感じますか?

----上記のWebサイトはこちら 
http://www.coastingafrica.com/InfoList.asp

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カヤック遭難者未だ見つからず・・・

あまり世間では騒がれていないが、西表島のカヤックツアーでガイド一人とお客さんの親子二人が3/23に行方不明になって今日の段階でもガイドが乗っていたであろう一人用のカヤックとその積み荷しか見つかっていない。
シーカヤックが大好きな私たちとしては非常に気になるニュース。
見つかったか?と思い、毎日ネットでニュースを検索している。

ネットでの限られた情報しかないので、今回の事故については私はなんとも言えない。

ただ、こういった事故を元にアウトドア・アクティビティ・ファンとして、何かを考えるきっかけにすべきかと思った。
そんなこと、わかってるよ! と思いながらもこういったことは何度でも考える必要はあると思う。

私たちも大好きなアウトドアアクティビティ。自然と戯れるということは、表現しきれない素晴らしさが多くあるが、いつなんどき何が起こるか本当にわからない。ツアーに参加する場合でも客である私たち自身が常にそのことを認識しなければいけないと思う。

何気なくサインしている誓約書、そこで起こり得ることをある程度は自分でも想像しなければならない。
ガイド=安全保証人では決してないということも認識すべきということになる。

バハ・カリフォルニアでの無人島カヤック。二泊三日、無人島に置いてけぼりコースの最終日。私たちはボートのピックアップ場所まで行くことを断念した。それまでとはうって変わって天候が変わったからである。晴れてはいるものの横殴りの強い風と風波がカヤックの側面を容赦なく押し続ける。集合場所にいない場合は周辺を探してくれるとの事前確認もしていたので、無理をせず一つ手前の湾の入り口で上陸し、待つことにした。

私たちは旅先で出来るアクティビティを多く紹介している。基本的に私たちがトライしているものは多くの方がトライできるものであると思う。
ただ、ガイド付きツアーであれ、ガイドなしであれ、自分の命、家族の命は己が最後の責任を持つしかないということも私たち自身が認識しなければならない。

(当ブログは今回の関係者のいずれの方を批判するものではありません。誤解のなきよう。)

現実的にはかなり厳しくなってきているようには思えるが、とにかく今は3人の無事を祈るだけである。 (拓)

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この事故の詳細はこちらなどをご参照ください。

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パイネが燃えた!

ふとしたことで驚きのニュースを聞いた。2005年の年開けを迎えたあのチリのトーレス・デル・パイネ国立公園で火事があったらしい。しかも、その出火原因はトレッカーの火の不始末。日付をみると二月の中旬。
私たちがパイネサーキットを回ったのは年末年始のだったので、私たちが満足して帰ってからたった一ヶ月半ほどのことだ(旅のようすはこちらの「パイネサーキット」へ)。

記事によると公園内のメインエリアには被害は及んでいないとあるが、ニャンドゥやグアナコといった動物が住むエリアにも及んだらしい。

出火の犯人はチェコ人観光客だったらしく、彼は罰金200ドルを払ってチリを去ったらしい。チェコ政府は森の再生プランへの資金援助を申し出ているとのこと。
詳しくはこちらへ。

人が原因となって自然が壊されることは本当に悲しい。ましてや旅行者の不用心とは・・・。
もし日本人が原因だったとしたら、日本政府は何かするだろうか・・・ 興味深いところである。 (拓)

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ネットカフェの子供達


ネットカフェにはいろいろな人がいる。ネットサーフィン、メール、チャットのほかに、レポート作り、ゲームをしている人などなど。特に南米で目につくのは、子供達がゲームをしに来ていることである。
この間もパタゴニアアンデス山中の町、晴天で気持ちのよい日の真昼間に、子供が暗いネットカフェでゲームに夢中になっていた。しかも銃を持った人を操るアクションもの。
外には素晴らしい自然が広がっているのに。。。 
ちょっと将来が不安になるのは、考えすぎだろうか。

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セントバーナード犬

アルゼンチン パタゴニア地方にあるバリロチェは、「南米のスイス」と呼ばれている。19世紀にスイス人が多く移民したことと、青い湖に面し冬にはスキー場にもなる山々に囲まれているあたりがそう呼ばれる由縁らしい。
そんな町の中心となる広場には、救急箱に似せた小さな樽を首にぶら下げたセントバーナード犬を連れた写真屋が何人も待ち構えている。仔犬を連れている写真屋も多く、広場には常に10匹くらいはいるだろうか。

犬達は、陽射しの強い中、暑そうだが、おとなしく広場で待っている。パタゴニアエリアを旅していて、セントバーナード犬は今までどの町でも見かけなかった。いくら「南米のスイス」だからって、セントバーナード犬を使って「スイス」を醸し出さなくても。。。犬好きの私には、犬がかわいそうに見えてしまうのだが、いかがなものだろうか。

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インカトレイルとフィンランド

インカトレイル初日のキャンプ場で、期待よりはるかにきれいなトイレにびっくりした。日本でも山のトイレは汚いことが多くて、行くのが嫌になるのだが、ペルーの山奥でこんなにきれいだとは。まぁ、これだけ世界中から人が集まってきて入場料50USドルも払っているのだから当たり前か。と思いきや、トイレの入り口にあるプレートを発見。フィンランドとペルーの旗が書いてあり、要は「このトイレはフィンランドの協力でできました」ということらしい。
インカトレイルとフィンランド、なかなか結びつきにくいが、これが国際協力というものなのだろう。

今まで、ベリーズの国立公園ではEU、グアテマラのティカル遺跡ではたしかスペインなど、いくつもこのようなプレートを見てきたが、さみしいことに日の丸はひとつも見ていない。日本はODAや国連の負担金でものすごい資金を投じているはずなのに、どこにいってしまったんだろうと不思議になる。日本人としては、日本の貢献をもっと世界にアピールできる形でしてほしいものだ。

アフリカに行けば鈴木宗男氏パワーで建った建物には日の丸がついているんだろうか。。。

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ガラパゴスのガイドに「?」

ガラパゴスはナチュラリストガイドなしでは観光できない。かわりにガイドの質はかなり高いときいていたのだが、それはちょっと「?」だった。私たちのガイドはガラパゴス最小のクルーズボート専属というのもあるとは思うが、英語もたどたどしく、説明も期待したより少なくて、質問に対する答えもいい加減だった。
たとえば、「ヤギはどこから来たのか」という質問に対して、「大陸の一部がそのまま流れ着いた(?)」とか。数日後、別の島にある博物館に行ったら、ヤギは人間に連れられてやってきたと書いてあった。ナチュラリストとかいうので、ガラパゴスの自然に対する情熱が感じられるのかなと勝手に期待していたのだが、それもあんまり。

私たちが、シュノーケルしていたときに、別のグループのおじーちゃんが、なんと海ガメの甲羅をつかんで乗るという事件があった。それを目撃した私たちのグループの女性二人が激怒して抗議しに行っていたが、それこそそのグループのガイドが責任持って注意すべきところのはず。
入島料100ドルも払っているのだから、フィードバックシステムでも作ってほしいものだ。
(注: 全てのガイドが期待はずれとはいいません! あくまで私たちの経験から感じたことです)

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ビーチ用車イス

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週末となり、友人とマンハッタンビーチというビーチに遊びに行った。
ライフガードシステムについては8/14にも触れたが、今日ビーチで発見したのがビーチ用車イスの貸出し。

車イスの方々がビーチを楽しめるようにと、自治体がビーチ用の車イスを貸し出しているのである。残念ながら車イスそのものを見ることはできなかったので、その形がどうなっているのかはわからないが、ホイールが砂の上でも容易に回るようなデザインとなっているのであろうか。
「必要な方は最寄りのライフガードもしくは下記の電話番号まで!」と車イスが保管されている箱に書かれてあった。

カナダやアメリカの国立公園においてもトレイルの中には「Wheele Chair Access」と書かれた車椅子でも利用できるトレイルがいくつかあるし、公園内を走るバスには車イスの利用客を乗降させる補助システムがついているバスが必ずといってよいほど走っている。

アウトドア好きの多いこちらはアウトドアにおいてもバリアフリーの概念が浸透しているようだ。

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サンタモニカビーチ

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今日は、友人宅を目指し、ロス・アンジェルスまでたどり着いた。バンクーバー以来の大都市。しかも、バンクーバーよりかなり大きい。久々の片側4車線の道路はさすがに緊張する。

友人が帰宅するまで近くのサンタモニカビーチまで行った。さすがに観光名所、沢山の人で賑わっている。

ひとつ、目を引いたのがライフガードシステム。ビーチには100m間隔ほどでライフセーバーステーションが設置され、多くのライフセーバーが観光客に目を光らせている。ここはかなり長いビーチ、いったいライフセーバーは全部で何人いるんだろうか。

サンタモニカ・ピアそばにライフセーバーのヘッドクォーターがあり、そこと各ステーションが無線で更新しているようだ。さらにはビーチには何かあれば駆けつけられるようにレスキューボードを積んだビーチ用のクルマも走っている(写真のシルエットがそれ)。

世界有数のビーチ。ライフガードも最先端なのか。

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コロラドでのMTB

ロッキー山脈を有するコロラド州はアメリカでも有数のMTBのメッカ。私たちが滞在したBrekenridgeも数え切れないトレイルとバイクパス(自転車道)があった。冬はスキー客で賑わうこの地も夏はバイカーやラフティングがメジャーな遊び。レンタルサイクルも充実しており、ロードバイクやMTBもかなりのハイスペックのものが一日4000円弱で借りられる。MTBもTrekやKonaのフルサスペンションのバイクがズラリと並び、ペダルも好きなものに変えてくれるとのキメ細やかさ。ShimanoやTimeのクリップレスも揃ってるとのこと。バイクシューズは当然持参していないので普通のペダルにしたが、レンタルであってもトレイルを堪能できる環境が整っているこの地を私たちはとても気に入った。

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アメリカの国立公園のプログラム

アメリカの国立公園に入るには入場料が必要だが、その代わりサービスも充実している。入場の際には、マップと新聞を必ずもらえる ビジターセンターに行けば、トレイルマップやバックカントリーキャンプのアドバイスなど。
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さらに個人的に一番素晴らしいと思う点は、レンジャープログラムだ。国立公園には常駐のレンジャーがいて、公園を維持する様々な活動をしているのだが、そのレンジャーが、自然、動物、先住民などの話をしてくれたり、デイハイクに連れて行ってくれたりする。たまに有料のものもあるが、それでも15$程度。特に今いるイエローストーンでは、人も多いだけに各エリアで数多くのプログラムが開催されていた。必ず子供向けのプログラムもあり、「Junior Ranger Program」と呼ばれている。大人でもわくわくするレンジャープログラム、子供のときから本物のレンジャーにいろいろ学べるのはうらやましい限りである。

日本では、子供向けのサマーキャンプなどが増えてきているとはいえ、国として日本各地でサポートされているものではない。日本の子供たちにも是非このような体験をさせてあげたい。

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Icefield Parkwayをかけぬけるバイカー

カナディアンロッキーのジャスパーからレイクルイーズまでのIcefield Parkwayは"One of the most scenic highway in the world"といわれている。
町以外では信号はなく、日本でいうと高速道路のようなものなのだが、さすがバイク(自転車)文化の進んだカナダ、びゅんびゅん飛ばしている車の横をバイカーがたくさん走っている。( 写真をみる

カナダでは、街には駐輪場、高速にはバイク用の路肩、山にはマウンテンバイク用のトレイルと、非常に整備されているので、どこへ行っても楽しめるのだ。
日本ではトレイルもバイクロードもほとんどないよなーなどとまた比較してしまう私たちでありました。

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国際色豊か カナディアンロッキー

カナディアンロッキーのジャスパー国立公園へやってきた。ここは世界遺産、世界中から人が集まってくる。ジャスパーの小さな町やキャンプ場でもなんともいろんな言語がきこえてくるので面白い。ドイツ語、スペイン語、フランス語、中国語、韓国語、日本語、そして言葉はわからないが、格好からしてインド系の人もちらほら。ここでは英語がマイナーである。団体さんは日本人より中国人の方が目についた。やはり中国は景気が良いのか。
アングロサクソン系が多いので見たところあまり違和感はないものの、外人の方が多い観光地ってすごい。日本国内では想像がつかない。。

素晴らしい景色というのもあるのだろうが、カナダという国はお金持ちからバックパッカーまで海外の人を受け入れやすい雰囲気(もちろん体制もだが)を持っているのではないだろうか。様々な国を回っているバックパッカーにきくと、たいてい「日本は周遊するにはお金がかかりすぎるときいた」などといわれて敬遠されている。それを否定できないのがちょっとさみしいなーと思った。

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"Get US out of the United Nations"

アラスカ最後の町となったランゲルでこんな看板をみた。"Get US out of the United Nations".  写真をみる
海に囲まれた静かで小さな町、しかも普通の家の前にあったので、私たちはちょっとびっくりした。アメリカ人のどのくらいが同じことを考えているのだろうか。アメリカの思うとおりにならない国連は所属する意味なしということか。。。

この出来事にちなんで小ネタを。国連分担金を最も多く負担しているのはどこか? 答えはアメリカである。 では2番目は?なんと日本である。常任理事国に入れないばかりか、未だに国連憲章では「旧敵対国条項」に記載されているらしい我が国である。国連関係機関への拠出についてもアメリカと日本は上位2位以内に入っているものが多いらしい。アメリカなしでは国連は機能しないといわれるが、
日本はどうだろうか。国連での発言力は分担金の負担率には関連なさそうなことは想像がつく。。
日本の発言力を高めるには、どうしたらよいのか、旅しながら考えたいと思う。

参考文献:世界のタブーが解る本(小学館)

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続フェリー

今日は、アラスカ州都ジュノーからランゲルというもうちょっと南の町にむけてフェリーにのっている。7/3にアラスカのフェリーについてちょっと書いたが、その続編を。
アラスカのフェリーは日本と同様、個室がたくさんあるが、個室を予約するお金はないという私たちのようなバックパッカーは、屋上のソラリウムのビーチベットの上に寝袋をしいたり、デッキにテントを張ったりしてよいことになっている。写真を見る 

乗客の数が違うのだろうが、日本のフェリーにある2等船室の雑魚寝よりは一人ひとりのスペースに余裕があって、格段に気持ちがよい。昼間はフォレストレンジャーのレクチャーが行われるガラス張りのオブザベーションラウンジも夜間は床に寝袋をしいたりして寝てもよいことになっている。どこにいても、クジラが見えたりするとアナウンスがあるので、デッキにカメラをもって走っていくことができる。私たちは想像していたよりもずっと快適なフェリー生活を楽しませてもらっている。

ただし、オペレーションはいまいち。まず、1-800ナンバーのフリーダイヤルはつながらず、ジュノーのオフィスにかけてもつながらず。インターネット予約ができると書いてあるので、Webに行ってみたが、リアルタイムのオンライン予約ではなく、メールで24時間以内に返答があるとのこと。6時間後のフェリーに乗りたいのにありえないので×。フェリー乗り場のカウンターはフェリーが来る前後数時間しかオープンしないが、結局そこをねらって直接買うのが一番早い。
その上、昨日は夜中の2:15発のはずが、フェリーが到着したのが2:45ごろ。乗客も車もごった返した中、乗船手続きを一人の係員でさばいているので、乗れたのが3:30ごろ。。予定より2時間くらい遅れているはずだが、アナウンスも何もなし。夜中寒い中待たされた乗客はちょっと不機嫌。
なんとさらに、ランゲルで降りようとしたら、違う港で降りる車にはさまれていて出られず。クルーにいったら、「出してやるからな」といって、そこからが大変。何十回もハンドルを切りなおし、荷物をはこぶクレーンを使ってみたり、寄ってたかって後部を持ち上げたり、とにかく力ずく。最終的には8人くらいのクルーに取り囲まれるが、ほとんどは観客。20分くらいあーだーこーだしたあと、前後のバンパーをあてながらもやっと出られた。。。 最初から計画的に入庫させてくれ。

オペレーションに関してはあらゆる改善手段が思いつく私たちは職業病か。

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フェリー

東南アラスカにやってきた。ここは複雑な海岸線が続き、道路がつながっていない。州都のジュノーでさえ、フェリーか飛行機のみでたどり着ける。私たちはスキャグウェイという小さな町からフェリーに乗った。
感動したのは、フェリーに、National Forest Serviceのレンジャーが常駐していて、道中、海の生き物や氷河のでき方などいろいろレクチャーとしてくれること。乗客にも環境にもやさしい試みだと思う。日本でもこんなサービスがあればよいな。

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カナダデイ

7/1はカナダの建国記念日(カナダデイ)だ。たまたまカナダのホワイトホースにいたので、パレードやイベントを見ることができた。ホワイトホースのメイン通りでは、パレードをみるために人々が集まっていたが、皆それぞれカナダをイメージした格好をしている。カナダ国旗の帽子、Tシャツ、ネクタイ、フェイスペイント、国旗をパレオのように巻いている人、頭に小さな旗を立てている人、さまざま。

なぜ日本の建国記念日はこのようなお祭りムードにならないのだろうか。日本では単なる休日でしかない気がする。日本人の愛国心はいまやオリンピックやワールドカップなどスポーツの世界にかいま見えるが、表立って祝うムードにならないのは、日の丸が妙に戦時を彷彿とさせるからか。。 日本人がもっと自分の国を誇りをもってアピールできる日が来るよう、自分も日本という国をもっと勉強しようと思う。

写真を見る

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