This number is cooking it !!

少し前になるが、千葉県の佐原に出張した。佐原は成田のすぐそばで高速に乗り、日本の玄関口、成田空港から一番近いパーキングで休憩。

飛騨到着が夜中になるということで、ここで夕食となった。近代的な食券マシーンで注文すると、天井にぶら下がった液晶ディスプレイに、「受付済み」、「調理できました」と食券の番号が表示される仕組みである。
セルフサービスなので、そのディスプレイを見て、カウンターに料理を取りに行くわけだ。日本人にとっては、なんてことない、何処にでもあるサービスである。

ディスプレイを眺めると、その上部に「This number is cooking it」と。「え、番号が・・、料理・・、してる」のか?。。。
そして、「できました」のほうは「This number is completed」と。
もちろん、食券には英語表記はナシ。

果たして、英語圏の旅行者は無事に食事を終えられるのか、旅の楽しみを演出してくれるであろう。
アキバを目指す英語圏の人には、ここで最初の異国情緒が味わえるかもしれない。

ビジットジャパン万歳!(拓)

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京都、行ってきました

五ヶ月ぶりに京都に行ってきました。ツーリズムといえば、京都(?)、そんな思いもあって久々に、紅葉が終わった京都へ。ピークが過ぎて意味があるのか?とも言われそうだが、色々アンテナ張っていくと、それなりに行った甲斐は生まれるものだ。

サイクリング関連で、ツアー参加。自転車で廻る京都の旅。一日かけて、今話題の坂本龍馬をテーマにゆかりの地を廻る。
建仁寺や祇園など、スーパーメジャーなスポットにも連れて行ってもらう。
旅先でのサイクリングツアーも日本ではまだまだ数少ないサービスだが、ここはかなり前から取り組んでいるようで、サービスの質も高かった。

本当の意味で京都を歩くというのは、実は前回に続き、人生で二回目なんであるが、実際に歩いてみると京都の底力の強さと僕らが拠点と選んだ飛騨の対比ができて勉強になる。

今回感じたのは、人口減少、過疎が著しい飛騨と比べて、京都は若いエネルギーによる新陳代謝が進んでいることである。
実は、宿泊したのはなんとカプセルホテル、9HOURS。今までカプセルホテルなるものには一度も泊まったことがなかったのだが、カプセルホテルの常識を覆すカプセルホテルが京都に出現したとのことで、早速泊まってみた。あとから聞くと、12/9にオープンしたばかりのブラン・ニューだった。
アップルストアみたいな純白の施設内は、まったく落ち着く感じはしない。ただ、快適に寝ることと、「夜を明かす」ことに特化したカプセルは、枕やマットレスなどには高級品が取り入れられ、確かに寝心地は良く、必要な機能は全て揃っていた。逆に言うと、テレビを見る、マンガを読む、食事を取るなど「くつろぐ」ことは全くできない。

日本全国、17時間まで滞在できて、4900円。このサービスがどのような顧客に受け入れられるのか、行く末を見るのが楽しみだ。

そして、ここのフロントで教えてもらった近くのスペインバールへ。イベリコ豚の生ハムとスペインワインを楽しめる気軽なバーは、僕と同年代くらいのオーナーが今年の4月にオープンしたとか。
話を聞くと、脱サラして自らスペインまで生ハムの買い付けに行って開業したとか、バイトの学生は「自分もバルセロナから昨日帰って来たんすよ!」などいい目をして心地よく話しかけてくれる、など、若いエネルギーがビシビシ伝わってきた。

求める、求めざるを問わず、いくつも触れられた新たな風。いい刺激です。
今の日本は、これまでにないほど、動く人にはチャンスのとき。僕らも頑張ろうと、酔っ払いながら、この先のプランをチラシの裏に走り書きして、カプセルに戻って寝た。(拓)

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2年経ちました

2006年1月20日、足掛け2年、28カ国をフラフラ旅した美ら地球回遊記から戻ってきた。帰国前の1.5ヶ月ほどの期間はフランス、ニース近くの友人宅にこもり、ワインを片手に帰国後の動きについて絵を描いた。
出した結論は、日本の地方部に移住し、外国人誘客を中心としたビジネスを展開し、「クールな田舎をプロデュースしたい。」と。
既存の業態ではこのような場はなかなかないだろうと、おのずと移住と起業をセットで開始することが僕ら二人に頭の中に生まれたことは極めて自然なことだと思う。

帰国からちょうど1年、移住先が決まり、その10ヵ月後に飛騨古川に株式会社美ら地球を設立。ついこの間、起業してから丸2年が経った。

あっという間の2年。想定どおりに進んだこと、まったく想定外の事態も色々あるがが、自分たちの思いを形にするために立ち上げた会社が2歳の誕生日を迎えたことは、本当に喜ばしいことだ。

この2年間で、日本全体、地方部が抱える本質的な課題もかなり見えてきた。また、その中で、自分たちが担える役割もかなり具体的なものが明確になりつつある。特にこの1年は多くのことが具体化できた年である。
本業BtoB分野での事業拡大。帰国時点で明確にやりたかった外国人向け旅行業Rural Japan Explorerの立ち上げ、レンタルサイクル事業「飛騨里山サイクリング」などBtoC分野への進出。地域資源保全・利活用を目指した飛騨民家実態調査の開始。掲げたビジョンに挙げていた要素の全てに着手することができた。

この10月から4人のスタッフが仲間入りしてくれた。個性派揃いのスタッフはものすごいパワーを与えてくれ、人的資源の重要さを再認識させられる。
このように経営資源のマネジメントを実践することにより、起業・経営の醍醐味も感じることができている。
今まではコンサルタントという立場で、経営に関するリスクをテイクすることは全くなかったが、経営者としての立場となった今、その立場も悪くないなー、と思う。

ひよっこベンチャーであることにはまだまだ間違いないが、掲げたビジョンに向かい、愚直に楽しくミッションを遂行していこうと、切に思う今日この頃である。(拓)

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オーストラリアで目についたネタ4 -シンプル・イズ・ベスト-

前回の記事で紹介した公園にあったサイン)

この写真、一見、どこにでもあるようであるが、日本にはあまりない。日本では、例えば、トイレマークの下に「トイレ、toilet、厠、(ハングルでトイレ)」の表記が並んでいるところが各地に多くある。日本各地の観光行政関係者にぜひこのサインを見ていただきたいと思う。

これがグローバルスタンダードではないか。これで十分、というかこうあるべきでは。助成金をふんだんに活用した日・英・韓・中、四ヶ国語表示は本当に最善であろうか。
最近、かつての勢いはみえないかもしれないがBRICs対応となれば、さらに表記が増えるのか? いくらスペースがあっても足りないし、煩雑になってよけい分かりにくくなるであろう。

スイスと日本を股に駆ける観光カリスマの某氏もおっしゃっていた。「いいサービス提供者になる為には、自腹を切ってお客になって自分のエリアの外を見ることだ」と。
(拓)

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オーストラリアで目についたネタ3 -こどもの遊び場-

記憶をたどるように、もう半年も経ってしまったオーストラリアネタ第三弾。匠の国、飛騨からオーストラリアに行ったのは、去年の12月。2歳になったばかりの娘との初めての旅は、二人の大人のお気楽な美ら地球回遊記とは少し勝手が異なった旅であった。
移動距離は二人の時の6~7割程度で、そこここで彼女の満足感を満たすアイテムが必要で、その中で公園は大きな役割を果たしてくれる。

いままで見たこともなく、自分が遊べるツールは子供たちにとってはたまらない存在で、その場に解き放つと最初は警戒しながらもドンドン入り込んでいく。

いーなー、と思ったのは。遊具の下にウッドチップが敷き詰められた公園。そこここで見かける公園はウッドチップが敷き詰められ、ほとんどの子供は裸足で駆け回っている。家の中では靴を履いている西洋文化、意外ではあるが、外で裸足になることが多い。日本人の感覚とは反対なような気もする。
飛騨にも木を使った公園もあるけど、このようにウッドチップが敷き詰められ、子供たちが裸足で駆け回る公園は見かけたことがない。こんなのがあればいーなーと思った。


(真ん中が我が娘)

また、水と触れ合う公園もあった。水の供給についてはサステイナブルな仕組みなのかよくわからなかったけど、暑い、暑いケアンズではこんな場も子供たちにとっては、最高の遊び場なんだろうなと思った。
何よりもボクがこの場がいいなと思ったことは、水遊びという視点より、様々な人種の子供たちが集える場であること。僕らの飛騨にもこのようなマルチカルチャーな場が存在すれば、訪れる人にも住む人にとっても良い意味での刺激の場になるのではということ。
僕らの目が黒いうちに実現するといいなー、と思う。(拓)

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サイトリニューアルしました

早いもので起業して1.5年ほどが経ちました。
日本にクールな田舎をテーマに考えると、インバウンド・ツーリズムは一つの切り口でしかありません。飛騨に移住してからも色々試行錯誤を繰り返しています。地方部での我々の役割を考え、これまでの実績も踏まえて、サービス内容を拡充して整理しました。(サイトはこちら

少子・高齢化が進み、決して元気でない地方の活力に、いまの不況がさらに追い討ちをかけているようにも感じられます。
しかしながら、近い将来に現実になる状況が予想より早くに来ただけとも考えられます。いま、このふるいにかけられ、耐力を持ち続けられ、生存できるかを試されているとも言えるのではと思っています。
今を乗り越えられなかったら、どうせ近い将来に淘汰されるかもしれないと思えば、今が頑張り時だよな、と思っています。

近日中に新規サービスもリリース予定です。今後とも美ら地球をヨロシクお願いします。(拓)

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観光立国への長い道のり(通訳ガイド編)

asahi.comにて面白い記事を発見。そのタイトルは「無資格ガイド、観光庁を悩ます 試験見直しも」。
外国語で観光案内を有償で行う場合には「通訳案内士」という国家資格を有している必要がある。国家資格であるため、当然、国家試験に合格しないとこのお仕事はできないわけである。

入学試験やら日本ではよくある話ではあるが、この試験をパスするための知識と現場のガイドとして必要とされる知識には少なからず乖離があるようだ。

試験合格率18%、有資格者の4割が年収100万円未満、どちらの数字も喜ばしい数字ではない。
去年の暮れに話を聞かせてもらったあるラグジャリー旅行専門のエージェントは「オカネを払ってでもガイドして欲しいというニーズは多くあるが、そのニーズを満たせるガイドがいない・・・」と通訳案内士の層の薄さ、質の低さを指摘していた。

これは、決して通訳ガイド個人だけの問題ではなく、時代の変化に制度を対応させてこなかった構造的な問題の結果と言えるのではないだろうか。
このほかにも、前述の「実は名ばかりの観光ホテル」、「宿泊施設の7割が外国人誘致に否定的」など、様々な日本の現実が炙り出されてきた。
観光立国を目指して、観光庁が創設され、これらの構造的な課題を浮き彫りにして、関連する制度の見直しをドシドシ進めて欲しいものだ。(拓)

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実は名ばかりの「外国人用ホテル」

こないだニュースで「実は名ばかりの「外国人用ホテル」、観光庁が調査へ」という記事があった。国際観光ホテル整備法に基づいて「外国人が安心して泊まれる施設」として登録されているホテルや旅館が、実はソフト的な基準を満たしていないことが総務省の調査でバレてしまったというもの。「おぉ、やっと気づいたか」という感じ。
国際観光ホテル整備法は、「本当にそれで外国人は喜ぶの??」と疑問の多い法律である。

まずは素朴な疑問を2つほど挙げてみよう。

1 登録できるのは、ホテル・旅館のみ
しかも部屋数も法律で決まっているので、大規模な施設しか登録できない。小規模ながら人気のある民宿、ユースホステル等や、部屋数限定のラグジュアリー旅館は登録できないのである。
でも実際外国人割合が多いのって、こういうとこだよねぇ・・

2 TOEIC 220スコア以上??
これは実は今回ちょっと調べるまで知らなかったのだが、外客接遇主任者の要件として各種検定の参考値があげられている。(詳しくはこちらから「5. 人的側面や経営状況に関する基準について」を参照)
たとえば、「TOEIC 220スコア以上」 え、そんだけ??? TOEIC 220点というと、「コミュニケーションが出来るまでに至っていない」と「通常会話で最低限のコミュニケーションができる」の境界。ファシリティに関しては細かい基準があるのに外客接遇主任者はそんなレベルでOKなの??

そもそもこの法律が制定されたのは、戦後まもなく。たしかにその頃であれば、ファシリティ基準(客室やロビーの広さ、部屋数等)中心のこの法律は有効だったのかもしれない。
だが、その後、特に観光立国とか掲げておいて、この法律が今の外国人旅行者へのサービス基準として合致しているのかどうか、抜本的に見直されていないのはおかしい。(実際の基準についてはこちらを参照)

今後、まずは観光庁が実態調査を始めるらしいが、はっきりいって廃止してもあんまり支障のない法律なんじゃないかと思ってしまう。

総務省は、同調査で「低廉な宿の情報提供が必要」ともいっているようだ。美ら地球的には、もう一歩踏み込んで、低廉な宿がそもそも少ない、その理由のひとつとして、旅館業法の壁というものがあることに気づいてもらいたい。海外には先進国含めいくらでもあるような気軽な宿がなぜ日本でなかなかできないのかを・・・(慈芳)

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オーストラリアで目についたネタ2 -鉄板エブリウェア-

オーストラリアネタふたつめ。
今回もちゅらぼしらしく、基本キャンプの3週間であった。2歳の娘にとっては初長期海外旅行にも関わらず、一泊目はバックパッカーのダブルルーム、二泊目からキャンプ三昧となった。
オーストラリアはキャンパー天国。国立公園も州立公園もプライベートRVパークも設備が整っていて、至極快適なキャンプライフを過ごすことができる。
そのなかで驚いたのが、ほとんど全てといってよいキャンプサイト、ピクニックサイトにプロパンガスのBBQ鉄板が備え付けられている。最初に訪れたカンガルー島のフリンダーチェイス(Flinders Chase)国立公園やビクトリア州のグランピアンズ(Grampians)国立公園にしても、夏はほとんどのエリアでFireban(裸火禁止)となるが、この備え付けのBBQグリルは使用可能とのコト。


(RVパーク内のキッチン。写真には写ってませんが、みんなアホみたいにOZビーフ食べまくっていました。。)

分厚い鉄板のBBQグリルはお好み焼きにも最適。オーストラリアはアジア食材も主要都市なら用意に入手可能。おたふくソースも売っている。(我々は手をつけませんでしたが・・・)


(Seal Bayのピクニックサイト)

天然ガスが豊富なオーストラリアならではの設備なんであろうか。

南アフリカのキャンパー文化ブラーイを思い出した。ところ変わればキャンピングスタンダードも違い、これを見るのもけっこう面白い。(拓)

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取り壊された民家のあとに

7月にたまたま取り壊し現場に出くわし、臼と階段をいただいた家の近くを通りかかった。(過去ブログ参照

取り壊す前の家はこれ。

新しく建った家はこちら。

このブログを読んでる方はどのように感じられるだろうか?(拓)

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