オーストラリアで目についたネタ4 -シンプル・イズ・ベスト-

前回の記事で紹介した公園にあったサイン)

この写真、一見、どこにでもあるようであるが、日本にはあまりない。日本では、例えば、トイレマークの下に「トイレ、toilet、厠、(ハングルでトイレ)」の表記が並んでいるところが各地に多くある。日本各地の観光行政関係者にぜひこのサインを見ていただきたいと思う。

これがグローバルスタンダードではないか。これで十分、というかこうあるべきでは。助成金をふんだんに活用した日・英・韓・中、四ヶ国語表示は本当に最善であろうか。
最近、かつての勢いはみえないかもしれないがBRICs対応となれば、さらに表記が増えるのか? いくらスペースがあっても足りないし、煩雑になってよけい分かりにくくなるであろう。

スイスと日本を股に駆ける観光カリスマの某氏もおっしゃっていた。「いいサービス提供者になる為には、自腹を切ってお客になって自分のエリアの外を見ることだ」と。
(拓)

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お前、何屋や?

わが町古川のある居酒屋で地元のオジサマ方とお酒を飲んでいたひと時に、カウンターで飲んでいた別のオジサマが僕らの席に合流する。ひとしきり話が済んだ後に僕も何とか話の和に入ることができ、そのオジサマが建具職人であることを教えられる。
お互い酔っていたが、「明日、作業場に来るか?」と言われ、「行きます」と即答。このような縁は大事にしている(というか単に好きなだけ)。


翌日、作業場にお邪魔する。所狭しと並んだ匠の道具たち。
ボク:「かんなにもこんなに種類があるんですね。」
職人:「そんなもん、今の時代は使わんよ! そーいう時代やわな」
ボク:「そうなんですねー」

色々見せてもらった後に、ある作品が登場。高山のある料亭に納められた木の便器。どうせ作るならということで、当時、ひとつ余分に作ったらしい。
なかなか趣のある作品だ。
「オモロイやろ。でも、今の時代はこんな仕事ないよ。」「今は建具がいらん家ばかりになってしまってな・・・」

ひとしきり話をした後に
職人に「んで、お前は何屋やな?」と聞かれた。
答えるが職人には理解できない様子。コンサルティング会社勤務時代も祖母にも両親にも自分がどのような仕事をしているかを理解してもらことは難しく、まだ理解してもらえてないと思う。

この問い、簡単な問いではあるが、非常に人間の本質に迫る問いだと思う。自分は何屋か。誰にでも分かりやすくひとことで言えることばを捜す必要がある。ある企業の経理部に務めながらミュージシャンやってた知人は「経理マンとギター」という曲を書いていた。その彼も今は、経理スキルを活かして別の企業のマーケ部門のプライシング屋となった。企業人だとしても「自分は何屋か?」、この答えが見つけられない人は転職市場で自分を売り込むことは難しいのではと思う。夜に現在自分探し中の同居人にも投げかけてみると、明確な答えはでなかった。

「お前、何屋やな?」。この問いに自信を持って答えられる人はどれだけいるだろうか?(拓)

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ETCの不思議

巷では休日割引のおかげでETCに関する話題が多いので、ETCというシステムについて、前から思っていたことがいくつかある。

もう10年くらい前に米国ヒューストンに住んでいた時、首都高のような道路でETCのようなシステムを利用していた(管理会社(?)のサイトはこちら)。
陸運局のようなところにいって、手続きをすると
・タバコの箱くらいの大きさのセンサーを$50で借りる
・クレジットカード番号を用紙に記入し、料金は自動で引き落とされるようになる
・毎月、明細が送られてきてクレジットカードから引き落とされる
・道路にゲートはなくて、みんなビュンビュン通過(未装着車はナンバーを撮影され、後日ペナルティがくるそうな)
・引越し等で不要になると、センサーを取り外して返却すると、$50は返金される
極めて合理的な気がした。

それに比べて日本のETCは
・数万円で機器を購入
・取り付け専門業者で工賃を払って手続き・取り付け
・ETCカードを申請・審査後、受取る
・ETCカードを車内の機器に装着
・料金所にはゲートが開閉
・おまけに、「ゲート開閉が遅くなりました、注意!」、「バック禁止!」、「カード挿入確認」など様々な電飾の看板のオンパレード(これら看板設置コストって国全体で幾らかかってるのだろうか・・・)

なぜ、このようなシステムになったか僕には不思議だ。自動車と言うそこいらに放置するものに数万円で買う機器や決裁機能(今は高速料金だけのようだが・・・)を付けなければならないとか、あげくには料金所の係員の命が失われたり、バックして事故やらトラブルが起こったりと、本当にこの仕組みでなければならない理由はあったのかと思う。

ヨーロッパやアフリカなどでは、車上荒らしを警戒してカーステのコントローラーが取り外せるタイプがあったり、カーステも持ち歩くところもあったりする。

また、ドイツの電車の駅には改札がなかった。
嘘か誠か知らないが、知人に聞いたところ「タマに係員が検札に来るだろ。あれで切符を持ってないことが分かったら、高いペナルティを払わなければならないんだ。全ての駅に改札を作り、管理するコスト、改札にヒトが行列することにより発生する社会の損失、ラッシュ時の安全確保などを考えると、改札機を整備したり、毎日改札することよりトータルでは良いという考え方なんだ」と。
うーん、合理的。

なんか、命、安全、インフラのトータルコスト、ユーザー視点より、その他のことが重視されてできたシステムに思えるのは、僕だけだろうか。これはモノづくり大国の宿命なんだろうか。
誰か今のETCの仕組みが採用された経緯を知ってる方がいたら教えて欲しいなーといつも思っている。(拓)

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ETC休日割引を利用して

GWを利用して、神奈川の実家に帰省。僕ひとりと言うこともあり、4/28(平日)の夜に飛騨を出て、4/30(休日)の0時を過ぎた直後ぐらいに高速を出る計画でスタート。

東海北陸道は快調に進んだが、やはり東名に出ると交通量が増え、速度が低下するが、だいたい予定通りに進行。
東京に近づくに連れ、サービスエリアの案内板を見ると「混」、「混」、「混」。料金所直前の港北ICに到着したのが23:40。周囲を見渡すと僕と同じように割引料金適用のため、日付が変わるのを待つ車がギッシリ。

時間帯割引が開始されてから、料金所手前で時間調整するトラックが多く並ぶこともニュースでみたことがあるが、こういう人たちに提供するサービスがでてきても良いのになと色々考えた(単にヒマだったからであるが・・・)。

SAを含めた高速道路上に消費者を囲い込んでるにも関わらず、まったくといってよいほど、その消費者に提供するサービスがない(コンビニやファミレスが入ったことは昔に比べればいいのかも・・・)。

アフリカで乗った遠距離バスが停留所に泊まると、外から焼き鳥やとうもろこしなど、様々な「おやつ」がニューっと視界に入ってくる。(こんな感じ
停留所近くの住民が、バスの乗客に間食を販売してくれるのだ。
米国在住時代もショッピングモールの駐車場で洗車サービスを提供してくる低所得者層も多く見かけた。
彼らの目を見て、生きる力、生きることへのエネルギーを強く感じ取ったことを覚えている。平和の国日本、豊かな国日本ではあまりこのような光景はみられないが、それは幸せなことなのか、それとも憂うべきことなのか・・・。

話を高速道路の時間つぶしサービスに戻す。夜中だったので、ちょっとアンダーグラウンド系のサービスを思いついた。
トラックの荷台やキャンピングカーでサービスエリアの駐車場にてお客を待つ。時間調整でSAに入ってきたカップルに暗いところから手招きする。「割引時間になるまでの1.5時間、5000円でどうでっか?キャンピングカーなのでシャワーもついてまっせ。」
サービス名称は「秘め事.com」。どうでしょうか? 許認可?知りません。やりたいヒトは調べて下さい。。。
もしくは、SCの裏口から近隣のホテルが送迎バスを出すのもよいかもしれない。
ここまで考えると、何も情事関連ビジネス以外にも可能性は広がる。

そもそも高速道路なんて単なるインフラなんだから、その敷地内に消費者を囲い込むこと自体が不自然なんであるが・・・。これも特殊な国、日本の一面である気がする。

今どき走る新幹線でもネット接続できるらしいのに、高速道路のSAでネットカフェとかってあるところありましたっけ? 見た覚えがないなー。(拓)

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