「もけら もけら」
「もけら もけら」という絵本をご存知だろうか。ジャズ・ピアニストの山下洋輔が文章(というか音?)を書き、モダンアートを手がける元永定正がイラストを描いたという不思議な絵本。
「もけら もけら でけでけ」で始まり、「ずばらば」に終わるこの絵本、文に意味はないが(もしかしてあったらごめんなさい、山下さん)、とってもリズミカルで、イラストはなんとなく音符のようだが、ページごとに音にあわせて違う世界が広がる。
うちの子はこの本をけっこう気にいっていて、何度も読みきかせているのだが、なんと最近はもう覚えてしまって私が読む前にイラストを見て「じょわらん じょわらん!」とか言うのだ。びっくり!!
ストーリー性のあるお話を覚えてしまうならわかるのだが、私は文字を見て読むのに対し、娘は「イラスト」を見て「音」を認識しているわけである。私はいまだに「音」と「イラスト」が結びついていないから文字がなきゃどうしようもない。子供の脳ってすごいなぁ~と驚いた出来事だった。
想像力の乏しい大人には、単に読み聞かせるのも一苦労。
強弱、語尾を上げてみたり下げてみたり、早さを変えてみたり、なかなか読むのも難しいのである。そのかわり、読み聞かせ方も人それぞれになるので、人が読んでいるのをきくのもまたちょっと面白かったりする。
小さなお子さんのいる方、まだ見ていなかったら是非お試しあれ。(慈芳)
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